正一嗣漢張天師府正一嗣漢張天師府

29.張景端

二十九代天師の諱は景端、字は子仁、第二十七代張象中の次男である張敦後の子、張敦復の甥にあたる。穏やかな性格で、嗜欲を絶ち、他人と競わなかった。意欲的に道の教えを修め、祖天師の教えを受け継いだ。

三十二歳で羽化した。子が無く、張処仁の次男である張継先を後継ぎとし、第三十代天師とした。