二十二代天師の諱は善、又の名は善雅、字は元長、張秉一の長男である。幼い頃から葷菜を食べず、成長して以後、道を好んで学んだ。三十余年に渡り、名山・大川を歴訪して修練を積み、符籙によって人々を救済すると神霊が直ちに応じた。龍虎山に帰って以後、家から出て来ること無く、ひっそりと暮らして自己を修め、世俗との接触を断った。八十一歳で羽化した。
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