五代天師の諱は昭成、字は道融、張盛の長男である。若い頃から熱心に道を学び、自室に座っていても数百里先に姿を現すことができ、虎や豹は皆、彼に出会うと平伏して敬意を表した。
西晋の懐帝永嘉の年に教団を継いだ。東晋の成帝咸康の年に解化した。顔はあたかも生きている時のようであった。百十九歳であった。埋葬した後、墓に霊芝百本が生えて白鶴が飛び交っていた。後に棺を開けると冠と履だけが残っていた。
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